山うど
長く厳しい冬を乗り越えて、春の息吹とともに芽を出す野草は、エネルギーの塊です。食することで、野の生命力をいただいているように感じます。
先日、山菜採り名人の八百屋さんのご主人から、みずみずしい山うどをいただきました。
深山に自生する天然の山うどは、スーパーで売られている栽培ものに比べて、香り・くせ・苦みが強く、それが特有の美味しさ、味わいとなって、野趣に富んだ風味が生まれます。
お馴染みの調理法-茎を酢味噌和えにしようと、下処理をして湯がいたら…初夏の草木の若葉のようなやわらかい黄緑色に!
自然が生み出す鮮やかないろどりが、さわやかな季節を伝えてくれます。