きゃらぶき
ふきのとう、つくし、たらの芽、こしあぶら、わらび、こごみ、うるい、山うど、筍…。
立春から晩春まで、春の息吹きとともに食卓を賑わしてくれた山菜たちも、そろそろ名残となってきました。
代わって梅雨入りを前に、初夏の山の恵みが旬を迎えています。
しっかりと身の締まった、みずみずしい山蕗がたくさん手に入ったので、今日は佃煮(きゃらぶき)を作りました。
毎年5月の終わりから6月の初めにかけて、5㎏ほどの山蕗をきゃらぶきにします。日々の食事だけでなく、お弁当やお茶請けにも、あるととても重宝します。
清潔な瓶に詰め分けて冷凍保存しますが、1年間、味・色・香-殆ど落とすことなく楽しむことができます。(タッパーやジップロックなどは長期の冷凍保存におすすめしません)
きゃらぶきを皮切りに、らっきょう、新生姜、そして梅仕事etc…夏の保存食・漬物作りが、これから次々と続きます。