お知らせや折々の雑記

オオルリ

オオルリ

2021.5.3

今朝、庭の掃除をしていると、オオルリのさえずりがずいぶん近くから聞こえてきました。思わず手を止めて、声のする方へ目を向けると、なんと頭上に、すぐそこに、オオルリがいるではありませんか!
びっくりして、持っていた箒をほっぽり出し、大急ぎでカメラを取りに家の中へ。夢中で追いかけたのですが、撮れた写真は、白いお腹を真正面にしたポーズばかり…。目の覚めるような瑠璃色の姿を、辛うじて捉えられたのは、この1枚だけでした。(写真中央上-小さな青色の物体をご覧いただけますでしょうか?笑)
オオルリは日本三鳴鳥のひとつ。春から初夏にかけて、ゆったりと梢でさえずる美しい鳴き声を、早朝しばしば耳にするのですが、残念ながらその麗しい姿は、なかなか現してくれません。美形で美声、天から二物を与えられたオオルリ君。久々に出会えて、今日は朝から幸せな気持ちになりました。
オオルリ君、ステキな歌声、いつもありがとう!

新緑の季節

新緑の季節

2021.5.2

木々の芽吹きがぐんと進み、山麓はみずみずしい新緑に包まれています。
庭では、至るところでヤマツツジが満開。朱色の花々が差し色となって、やわらかな緑をいっそう引き立ててくれています。
野鳥たちの子育ても、順調の様子。
現在卵を温めていますが、早い巣箱ではもう間もなく啐啄同時、ヒナがかえる頃かと思われます。
抱卵中でも気温が上がると、母鳥は休憩に外出するのですが、写真はそんな束の間のリフレッシュから戻ってきた、ヤマガラのお母さん。
ヒナがかえったら…もう大忙しの毎日です。がんばって!

りんごの花が見頃です

りんごの花が見頃です

2021.4.26

安曇野は、早くもりんごの花が見頃となりました。
花が咲いている時期が短く、桜の花のような華やかさはないかもしれませんが、私はこの清楚な花がとても好きです。
愛らしいピンク色の蕾から花が開き、満開になるほどに純白に変化していくのが、なんとも不思議です。
そして、手入れの行き届いたりんご畑の、美しく清々しいこと!畑の中に立つと、さわやかな風が心地よく吹き抜けます。
田んぼに水が入り始め、水面に残雪の北アルプスを映し出す水鏡の季節。安曇野はまもなく、1年で最も輝く季節を迎えようとしています。

(名月は既に満開、ふじ、つがる、シナノスイート、シナノゴールドも満開が近いようです。りんごの名前、どれも趣があって素敵ですね。友人の畑にて-)

 

パッヘルベルのカノン

パッヘルベルのカノン

2021.4.20

広く知られた名曲を、新進気鋭のクリエイターたちが独自の手法で映像化し表現する、NHK名曲アルバム+(プラス)。
中でも私が最も注目しているのが、大西景太さんの仕事です。
作品のひとつ「パッヘルベルのカノン」を初めて放送で見たとき、予想だにしない新鮮な切り口に「なんて楽しいんだろう!」と、すっかりその世界に引き込まれてしまいました。
映像では音階が可視化され、楽曲の構造が”ひと目で”わかり、新しい角度から音楽を楽しむことができます。
そして、大西さんが書かれた解説「パッヘルベルのカノンの構造」を読んで、制作の舞台裏を知ると、洗練された分析力・技術力、そして発想の豊かさや自由でしなやかな感性に、惚れ惚れしました。
うれしいことに…近々再放送があります。(長野県内) 
素晴らしい映像を、美しい音楽と共に、ぜひご覧になってみてください。
NHK総合 4月22日(木)午前7時50分~7時55分
https://www.keitaonishi.com/pachelbel

高校3年最後の文化祭でみんなが演奏した思い出の曲-懐かしいです。

京ヶ倉へ

京ヶ倉へ

2021.4.15

いつもより少し早起きすると、外からはウグイス、オオルリ、ヤマガラ、シジュウカラの、美しいさえずりの大合唱が聞こえてきました。
そんな上天気の休日、今日は生坂村京ヶ倉へハイキングに行って来ました。
京ヶ倉は標高1000mに満たない里山ですが、目の前に雄大な北アルプス、眼下には犀川の大蛇行や生坂村・池田町の集落、遠く安曇平の素晴らしい眺望が広がります。
また、ヒカゲツツジの群生地としても知られ、満開の花々で迎えられる季節、登山道には心がときめき、安らぎを感じます。(今日はまだ六~七分咲き、といったところでした。)
頂上では楽しいお弁当タイム-ご飯担当の私は、初物の筍でご飯を炊いておむすびを、おかず担当の友人が作って来てくれたのは、特製唐揚げ。食べ盛りのちびっ子たちを育てる、現役母さんの味はとびきりおいしくて、下山は腹ごなしの道中となりました…

全日本水泳選手権

全日本水泳選手権

2021.4.11

感動感激の一週間でした。
白血病から復帰した、競泳の池江璃花子選手が、4冠という最高の形で見事に走り抜けました。
スタミナが必要とされ、最も難しいと言われていた100mバタフライ。圧巻のレースでまさかの優勝を果たし、五輪代表に内定、驚異と感動に沸きました。
大会期間中8日間、日ごとに、勝つごとに、表情も体つきも目に見えて変化していく様子に、私は心を奪われ、エネルギーをもらいました。本当に素晴らしかった!  
あまりに突然だった病の発病からわずか2年余…。復活をとげた奇跡のヒロインを、これからも全力で応援したいと思います。

(写真は、100バタゴール直後に電光掲示板でタイムを確認する池江選手)